昨日、録画していた「バレエ界のカリスマ熊川哲也 華麗なる野望」を見ていました。
本当に最近バレエを観る側として純粋に楽しく、色んな番組や動画を見ています。
その時の熊川哲也の言葉で心に響いたのが、
「厳しい経験や環境を経験する事で失敗を知る事が出来る。
その失敗はまだ経験した事がない物で、それらをどう繋げて行くかが鍵になる。」
という言葉でした。
時に人は成功はしたいと思い、成功をイメージ出来るある一定の所でセーブしたりしませんか?失敗は普通は嫌です。でも、ちょっと見る角度を変えると失敗を知る事はその先に繋がるって事なのでしょうね。
と、余談はこれくらいにして。。
バレエをされている選手の身体を見る時は、通常とは違う見方と視点を持ちなさい、と師匠が言われた事があります。
それから実際にバレエをされる方の身体を見る機会が増えているのですが、柔軟性が一般の人やその他のスポーツ選手よりもかけ離れたものを持っているので、確かにいつもと同じ感覚では治療の幅が通用しないなという印象でした。
そしてバレエには独特な動きが存在します。
各個人でもちろん微妙に差はある物の、その動きによって
「バレエ独特の身体のクセ」
が身体に出てくる事は間違いありません。
例えば股関節を伸ばすストレッチでも、
いつも当院で行うポーズでは伸ばしたい所が伸びず、実際のバレエの動きを交えてストレッチしないと伸びてきません。
何を言いたいかというとストレッチ1つとっても身体が柔らかい分、特殊なポーズを取ってもらわないと筋肉が伸びてこないということです。
・股関節につまりを感じる
・軸足に安定感が出ない
・膝の痛みを感じる
と言った症状を感じている方は比較的すぐに効果を感じて頂きやすいようです。
次回はバレエでの足指の使い方について書いて行きます。