股関節の痛みや症状は、とても女性の多い症状の1つです。
これには女性特有の骨格や筋肉の付き方が影響しています。
「歩く時に股関節の奥がズキっと痛みを感じる。」
それはどこから来るのでしょうか?
わたしたちは歩くときに、地面からの衝撃を受けます。
これは歩いていれば誰でも受ける物です。
試しに、踵をドンドン!と地面についてみてください。
そうすると響く感じが膝や股関節、太ももに感じられるはずです。
それが衝撃です。
実はこの衝撃が上手く吸収出来る人と、出来ない人がいます。
先程、踵をドンドンとしたと思いますが、
歩いている時にこの踵を激しくつく歩き方をしていると
衝撃をダイレクトに股関節や膝で受け止めることになります。
この衝撃が常に股関節にダメージとして蓄積し続けると
痛みとしてわたしたちの身体に現れてきます。
更にこのダメージが蓄積すると変形性の股関節症と言った
骨の変形が始まります。
もともと女性の骨盤は男性と比べて横長で、男性よりも縦幅が短い作りになっています。
これは出産をしやすいようにするためです。
骨盤の作り自体も違うことから、
普段から特に女性は骨盤周辺、足回りのケアをすることを当院でもオススメしております。
股関節の痛みで悩んでいる方で、
まず自分で変えられることは
・踵からドンドンと着地せず、踵からもう少しつま先よりに着地をする
・ヒールの様な靴を必要なとき以外は避ける
と、このようなことを少し意識して頂けると
身体に変化を感じられる可能性が高いです。
寒さも少しずつ強まってきました。
こういう季節こそ自分の身体に目を向けて、ケアをしていきましょう!