膝の痛みで、注射をした時に痛みが引く人と、引かない人がいます。

これは何故でしょうか?

まず注射には2パターンあり、

①膝の水を抜く注射

②ヒアルロン酸を注入する注射

ヒアルロン酸注射はだいたい1クール計4回で完結する治療法。

膝の水は、関節包内で起きた炎症反応を回避する為に出たもので

それを抜く事で、膝を楽にするという物です。

 

①の話からすると、膝の水を抜くと膝が楽になる事が多いのが実際です。

これは、関節内の容積が膨れ上がっている為に、

水を抜く事で膝が曲がりやすくなります。

なので、直後に楽になるというのはこういう事なんですね。

 

ただその反面、中で炎症反応は続いているので、

また水が溜まりやすいというサイクルに陥ります。

今まで見て来た経験上、水抜きを何度も繰り返していると皮膚が突っ張り、

結果膝の硬直が起きてしまう事が見受けられました。

水を抜く事は決して悪くはありませんが、抜いた後の処置がとても重要になります。

 

 

次に②のヒアルロン酸注射のお話。

これが良く効く人と効かない人に分かれます。

理由は簡単です。

それは「ヒアルロン酸で解決出来ない原因が出てしまっているから。」

とても真っ直ぐな答えになるのですが、これが全てなんです。

もっと掘り下げてお話ししていくと、

ヒアルロン酸の性質自体、保湿力や粘着性に富んだものです。

膝の関節液に注入することで、関節の滑りを良くするという狙いがあります。

ただしヒアルロン酸は吸収されるので、定期的に注射をしてその滑りを常に引き出しておく必要があります。

これが1クール4回の意味になります。

 

ここで痛みが和らいだという事は、少なからずヒアルロン酸注射の恩恵を受けている事になります。

反対にその場では良くても・・・

という方はそこだけのトラブルでは留まっていないという事です。

歩き方、関節のズレ、筋肉のズレ、血管、リンパ。

これらが正しい位置、正しい機能をして初めて治癒に向かいます。

まずは諦めずに、1度ご相談ください。