治療の考え方と見方において、上部脊椎と下部脊椎は共同、もしくは反対側へ動くという法則があります。
この関係性をロベットブラザー(兄弟椎)と呼びます。
例えば頸椎の1番は腰椎の5番と同じ方向へ動きます。
動き方は2種類で「同方向」と「反対方向」があります。
・頸椎1番左回旋−腰椎5番左回旋
・頸椎4番右回旋−腰椎4番左回旋
図説 AKのテクニック(エンタプライズ刊)より
右に動いたら右へ、
左へ動いたら左へ
という風に全てが同じ様にして動くというイメージがありますが、
実はこのようにして動きの協調性が存在します。
これを直すだけで痛みが取れるという事は少ないのですが、
時にはここも直しておく必要があります。
当院では痛みを感じる場所を見させていただくことはもちろん
その他にも訴えと関係が高いところも徹底的に見させて頂いております。